サーバーの引っ越しは失敗すると全てを失うので慎重に
サーバーを引っ越ししたくなるときは色々とあると思います。サーバーの性能がもっといいところに移りたい、サーバーの自由度がないから、もっと制限の緩いところに移りたい、サーバーの金額が安いところを見つけたので移りたい、等々。
そこで必要になるのが、ワードプレスの移行です。ここで注意しなければいけないのは、
ワードプレスのサイトはデータを移動させただけでは動きません
ということです。ワードプレスの設定をサーバーに登録して、データベースと連動しなければならないので、手順を守ったデータの移行を行わなければなりません。
そこで利用するのが、ワードプレスにデフォルトで付いている、インポート・エクスポート機能なのですが、これは、投稿の文字データのみを抜き取るもので、画像やプラグイン、CSS,テーマの設定データなどは、また別で移動させなければなりません。
ちょっと面倒すぎますよね?
でも、プラグインを利用すれば、この面倒な手順が非常に簡単になります。
プラグインDuplicatorを使えば安心で便利
サーバーの引っ越しを行うには、Duplicatorというプラグインを利用すれば、細かい設定などがわからなくても、数クリックで簡単に、しかも安全に引っ越しができてしまします。
しかも、無料です。
![ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 10 ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 1](https://shikumix.com/wp-content/uploads/69d1aa6e490ba6f3ff40ad116b485ee5-011.jpg?fit=343147)
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1,まずはサイトをまるごとデータ化(パッケージ化)
まずは、サイトを一つの圧縮データにまとめてしまいます。
ここに、サイトに使用された画像や、ページ、投稿の文字情報、CSSなど、全てのあらゆるデータがまとめられ、圧縮されて、一つのファイルのデータとなります。
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赤い矢印のところをクリックすると、これから作成するパッケージに付いての設定画面が現れます。
2,パッケージ名をつけて、スキャンをする
圧縮するデータに名前をつけるのですが、これは、日本語には対応していないため、英数字を使った名前をつけましょう。
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3,スキャン後に問題がなければbuildをクリック
スキャンをしたときに、サイズとか、サーバーの速度などに赤文字で警告が出ることがありますが、とりあえず、無視してbuildを押して、パッケージ作成にトライしてみましょう。
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こうなったら、パッケージ化が失敗していますので、Try againをクリックして、再びパッケージ化してください。
![ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 14 ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 5](https://shikumix.com/wp-content/uploads/69d1aa6e490ba6f3ff40ad116b485ee5-05-300x184.png?fit=300184)
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何度やってもエラーに成ってしまう場合は、サイトの置かれているサーバー内のデータをチェックし、不必要な大きなデータが有るようだったら、削除して、サイト全体のデータサイズを小さくします。
4,buildが無事におわったら、データをPCにダウンロード
![ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 15 ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 4](https://shikumix.com/wp-content/uploads/69d1aa6e490ba6f3ff40ad116b485ee5-04-300x67.png?fit=30067)
![ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 15 ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 4](https://shikumix.com/wp-content/uploads/69d1aa6e490ba6f3ff40ad116b485ee5-04-300x67.png?fit=30067)
2つの赤丸の部分をそれぞれクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロードするのは次の2つのデータ
- installer.php
- xxxxxx.crdownload (xxxxxは貴方がつけたファイル名)
2つのデータをダウンロードしましょう。
これで、サイトのデータを丸ごとバックアップできました。
今度は、移行先のサーバーにデータをインポートする準備をします。
バックアップデータを新サーバーにインポート
1,データベースを用意する。
まずはワードプレスをインストールした時と同じようにMSQLのデータベースを準備します。
データベースを作成したら、ユーザー名とパスワードをメモしておきます。
2,サーバーにデータをアップロード
今度は、先に作成したばっくアップデータを移行先のサーバーにアップロードします。
アップロード先は、次の通り
あなたのドメインが test.com だとすれば、
http://test.com/ にアップロードします。
アップロードするものは2つ。バックアップデータとインストールファイルです。
- installer.php
- xxxxxx.crdownload (xxxxxxは貴方がつけたファイル名)
アップロードが終わったら次に、インストールファイルにアクセスします。
http://test.com/installer.php とアドレスバーに入力すると、バックアップデータを展開するための設定画面が出てきます。
そこに、先ほど作成したデータベースの情報を入力します。
1,赤い四角の枠の中に、先ほどデータベース作成時にメモをしたデータベース名、テーブル名、パスワード を記入します。
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![ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 16 ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 6](https://shikumix.com/wp-content/uploads/69d1aa6e490ba6f3ff40ad116b485ee5-06-300x175.png?fit=300175)
記入がおわったら、test connection をクリックします。
すると、データベースと通信できるかどうかのテストを行います。
テストが成功したら、いよいよサーバーのデータを展開します。
2,赤丸の中にチェックを入れて、Run Deployment をクリック
![ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 17 ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 7](https://shikumix.com/wp-content/uploads/69d1aa6e490ba6f3ff40ad116b485ee5-07-281x300.png?fit=281300)
![ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 17 ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 7](https://shikumix.com/wp-content/uploads/69d1aa6e490ba6f3ff40ad116b485ee5-07-281x300.png?fit=281300)
全て完了したら、スタートを押します。
これで、成功すれば、無事、サーバーの移転が完了しました。
おわったら、忘れずにバックアップデータを削除しましょう。
バックアップデータの削除は、Duplicator の設定画面からできます。
最後の仕上げは設定アドレスの変更
最後に忘れてはならないのが、ワードプレスに設定されているアドレスの変更です。
現在は、今までのサイトのまるごとバックアップデータなので、
移行する前のサイトアドレスが設定されてしまっています。
移行後の新しいサイトアドレスを、設定しましょう。
設定場所は次の通り
ワードプレス設定画面 > 一般設定 >WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)
となります。
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![ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 18 ワードプレスのサーバー変更はプラグイン【Duplicator】を使えば超簡単! 8](https://shikumix.com/wp-content/uploads/69d1aa6e490ba6f3ff40ad116b485ee5-08-300x150.png?fit=300150)
以上、お疲れ様でした。