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勉強の効率を上げるには「仕事は忙しい人に頼め戦略」で時間を意識的に使おう

■仕事は忙しい人に頼め?

あなたも一度は耳にしたことがあるでしょうか、「仕事は忙しい人に頼め」という格言を。忙しい人はやることがいっぱいあるに違いないから、より使える時間も少ないはずだから、仕事は暇な人に頼んだほうが早くやってもらえるんじゃないか?と考えるのが普通かとおもいます。しかし、実際、忙しい人ほど、仕事をよくこなしてくれます。

確かに忙しい人にとっても、暇な人にとっても、実際に流れている時間は同じ長さであるはずです。では、なぜ、忙しい人ほど、仕事をうまくこなすのでしょうか?

忙しい人と暇な人との違いは、時間に対する意識の持ち方にあります。ドラマなどで忙しく動き回るビジネスマンが、手に持ったスケジュール帳をみながらあくせく動き回るシーンなんかを見たことがあるかと思いますが、まさに、あのように、忙しい人ほど、その時間内に何をやらなければならないかを、明確にしているために、多くの仕事をこなすことができるのです。

では、勉強において、効率を上げるために、具体的になにをやればいいのでしょう。

■勉強に取り掛かる前にすべきこと

勉強に取り掛かる前に、まずするべきことは二つあります。ひとつは時間を決めること、もうひとつはゴールを明確にすることです。

●時間を決める

まず、やろうとしていることを、どの時間内にやり遂げなければいけないか、時間を明確にしましょう。学校でいうなら時間割、ビジネスでいうならスケジュールでしょうか。宇宙ロケットのような、未知の開発であっても、今まで造ったことがないから、いつまで作らなければならないか、なんて、決めることができない、と思われるかもしれませんが、そうした未知のものをつくるときであっても、きちんと、開発スケジュールを立て、それにそって研究を進めていきます。

東京オリンピックのときも、オリンピック開催が決まり、そこにタイムリミットの照準を合わせたからこそ、不可能と思われていた新幹線、高速道路の整備を完成させることができたのです。

ゴールを明確にする

時間をきめたら、その時間内に、なにをやり遂げるのか、そのゴールを明確にすることです。それは、たとえば、やるべきことをリストアップするのです。これはたとえば、本の目次のように、はじめから終わりまでの道筋を決めるのです。

速読法にもこの方法が使われています。本を読むに当たって、まず目次を熟読し、全体のどこに何が書かれているかを頭に叩き込むことによって、その後の本文を読み進めていくときのスピードが格段に変わるのです。

その時間内にやりとげることを、リストアップし、明確化しましょう。

■勉強に取り掛かかっているときにすべきこと

勉強に取り掛かっているときは、もちろん集中しなければいけません。集中するということは、やっていること以外に気が散らないようにすることですが、しかし、やっていることと同時に、時間も意識してください。

人間は、考える時間を無限に与えると、無限に考えてしまいますが、時間に制限を与えると、その時間内に答えを導き出す努力をするようになり、効率が格段にあがります。

少ない時間では、不十分になってしまうかもしれない、と不安になるかもしれませんが、不十分なものは、また後で修正していけばいいのです。完璧をもとめるために、無限に時間を使っていたら、その勉強はいつまでたっても終わらなくなるでしょう。

常に時間を意識し、細かく時間配分を考えながら、勉強をしましょう。

■最初に決めた時間が来たときにすべきこと

時間が来たらきっぱり中断しよう

あなたが勉強をしていましたが、時間が来てしまいました。そのときに、やろうと決めていたことは、終わっていますか?終わっているのであれば、小休憩しましょう。もし終わっていなくても、そこでいったん、やっていることを中断してください。

中断したら、やっていたことが、中途半端になってしまう。。。と思い、とりあえず、今やっていることをとりあえず終わらせたい、と思うかもしれません。 しかし、そこで中断せずに、今やっていることを全部終わらせてしまおうとする時間の使い方は、時間を無限に考えている時間の使い方なので、そのとたんに効率が落ちます。

中途半端で中断することになっても、きっぱり中断しましょう。そして小休憩をして、別のことをはじめてください。そうすることで、次回は、その制限時間内に勉強を終えようとするようになります。また、中断し、別のことをはじめることで、マンネリ化し、疲労してきた脳の働きを、リフレッシュすることができるので、効率が上がります。

やったことを記録しておく

自分がやったことを、記録し、後で見返せるようにしておきましょう。こうすることで、やっていた勉強は中断して、中途半端な感じをしているかもしれませんが、やったことを記録しておくことで、達成感を感じることができます。

達成感を持つことは、次にやるためのモチベーションをあげることになります。

■役立つツール

時間を意識的に使い、効率をあげるために、次のツールを手元に用意しましょう

  • スケジュール帳
  • TODOリスト
  • ストップウォッチ(キッチンタイマー)

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