アフリエイト広告選びは上級者ほどハマる?成果を出す人の考え方
よりどりみどりのアフィリエイト広告
初心者さんを指導していて、よく聞かれるのが、どのアフィリエイト広告を選べばいいのでしょうか?
という質問です。
私はあまり、初心者を指導していないのですが、かえって上級者の人ほど、なまじっか、いろいろなことを知っているばっかりに、変な方向に行ってしまいがちなんですね。
たいてい、そういう人たちは、いろいろな人に色々なことを聞いて、そのたびに、その意見に振り回されて、どれを試してもまったく成果に結びつかず、私に泣きついてきます。
成果を出すためのアフィリエイト広告の選び方とは、どうすればいいのでしょうか?
売れているものを選ぶべきか?
まず、どこでもだれでもアドバイスしているのが、人気のジャンルをねらえ、というものです。
そりゃ、もちろんそうです。
アフィリエイト広告とは、買ってもらって初めて報酬をもらえるものですから、みんなが欲しいであろうものを、取り扱うべきでしょう。
- 楽天やアマゾンの売り上げランキングから探す
- 季節の流行を先取りしたものを選ぶ
- 流行しているものを選ぶ
だいたい、どこでも上記のようなことを言います。では、上記のモノから「これは行けそうだ!」というものを選んで、広告を作ってみてください。
おそらく、ぜんぜん売れないでしょう。
なぜか?それらは、出せば売れるから、ライバルが多いのです。単純に、ライバルよりもお金と労力をかけて、検索エンジンなどで上位表示させたり、PPC広告を出せば、売れるでしょうけども、それだと、かかる時間とコストの割に、利益が少なく、赤字に・・・なんてことになりますね。
では、人気のジャンルはやめたほうがいいのでしょうか?
ニッチな商品を狙うべき?
で、ちょっと斜め上の人は、「ニッチな商品をねらえ」というようなアドバイスをする人もいますね。
あるいは、さらに気を利かせて、
- 緊急を要するモノ
- 限定性の高いモノ
- 衝動的に欲しくなるモノ
- ネットでしか買えないモノ
なんてアドバイスをしてくれる人もいるかもしれません。
じゃあ、そのアドバイス通りに、商品を選んで、アフィリエイト広告を作ってみてください。
アクセスなんて、ほとんど来ないんじゃないでしょうか。
かりに、アクセスが来たとしても、ぜんぜん報酬が上がらない。。。。
それはある意味当然です。というのも、アクセスしてきた人が、そもそもアフィリエイト広告をクリックする率、いわゆるコンバーションレートは、通常、多くても3%程度です。
そして、その3%の人たちが、購入するとは限らないので、さらに、ハードルは上がります。
その結果、じゃあ、どの広告を取り扱えばいいんだ?ということで、あれがいい、これがいいという情報に振り回されて、何をやればいいのかわからなくなってしまいます。
成果を出す人たちがアフィリエイト広告を選ぶ際の考え方
そもそも、アフィリエイトを行う上で、アフィリエイト広告を選ぶことがゴールではありません。 ←ココ重要
これを選んだから売れる?というものではないということです。
人気のジャンル、売れているものを選べば、上位表示できず、アクセスが来ないかもしれません。ニッチなジャンルを選べば、上位表示できて、アクセスが来ても、成果に結びつかないかもしれません。

では、成果を出している人たちは、どのような広告を選んでいるのでしょう?
人気ジャンルを選んで成果を出している人もいれば、ニッチなもので成果を出している人もいます。成果を出す人たちにとって、それが売れているか、人気があるか、ニッチかどうかというのは、重要ではあるけども、選ぶことをゴールにはしていないのです。
ここをよく理解しないと、いつまでたっても売れる商品探しという意味のない作業で時間を無駄にしかねません。
重要なので、もっと具体的に説明すると、次の通り。
例1) 売れる広告を選ぶ → ライバルが多くて上位表示されない
┣× ライバルの少ないアフィリエイト広告を探す
┗◯ 上位表示されるような対策をする
例2) ニッチな広告を選ぶ → アクセスが少なく成果も上がらない
┣× ニッチでないアフィリエイト広告を探す
┗◯ アクセスを増やす対策+CV率を上げる工夫
つまり、選んだ広告に応じた対策を施す必要があるのです。
つまり、成果を上げる人たちは、なにかしら対策を施していく前提で、広告を選んでいるのです。
成果を上げる工夫の仕方もわからずに、あれこれ、次々とアフィリエイト広告のサイトを作り散らかしていっても、成果にはつながらず、時間も労力も無駄になってしまいます。
せっかく広告を選び、つくったサイトなのですから、そこを足がかりに、成果をあげる工夫をしていきましょう。
なるべく売れるであろう広告を選ぶ
=その広告を選んだから売れるだろうと考えず、その広告を売るためにどうすればいいかと考える
↓
状況に応じて売れる工夫をしていく