簡単に集中力をつけて勉強や仕事の効率を上げるキッチンタイマーの選び方

昔、テレビ番組で、息子三人を東大医学部にいれた母親の教育方法について、放送していました。
そのお母さんが、鬼のようにデジタル式のタイマーを持っていたのが非常に印象的でした。
そのお母さん曰く、「時間を大事にするため」にタイマーが非常に有効だというのです。
■集中力は時間を意識することから始まる
集中力をつけることは、難しいことではありません。集中力を高める方法を知れば、いつでもどこでも集中力を高めることが簡単にできるようになります。
では、その集中力を高める方法とは、どうすればいいのでしょう。
それは時間を意識することです。
しかし、集中している最中は時間を忘れてしまいます。時間を忘れるから集中できるのです。しかし、集中している時間が長くなればなるほど、集中力が落ちてきて、意識が散漫になってきます。そうなると、今やっていることと、ほかの事を考え始めたりして、とたんに効率が落ちてきます。そうしたときに、一度、いましていることを中断、休憩することで、集中力が再び復活します。
その集中できる時間は、せいぜい50分といわれています。学校や仕事場やテレビなどは、この50分という集中時間の持続するに合わせて、一日の時間割が立てられています。
集中していると時間を忘れてしまいますが、そのときに50分たちましたと自分以外の人が教えてくれる仕組みを作ることで、うまく集中力を活用できるようになります。
それには、タイマーが最適です。
勉強の効率を上げるためにタイマーを活用する方法
しかし、ただタイマーを使って、今やっていることを、50分ごとに分断するだけでは、集中力を高めることができたとしても、効率はあまりあがりません。より勉強の効率を上げるためには、使い方にコツがあります。
●その集中する時間内でやり遂げることを決める
集中力を高めて勉強の効率を上げるためには、その集中する時間内で何をやるのか、何を終わらせるのか、それをまず決めて、そしてタイマーをセットしましょう。
そのタイマーをセットしたときに、その決めたことをやりきるようにするのです。
もし、決めたことがその時間内にやりきれないのであれば、いったんそれは中断して、後回しにして、次の集中時間は別のことに取り組みましょう。
そうして、決めた時間内に、何か決めたことをやりきる癖をつけることで、集中力を高めることができるだけでなく、効率もあげることができます。
腕時計やスマートフォンについているタイマーではだめなの?
腕時計やスマートフォンにもタイマーがついていますので、それを活用すれば十分でしょう。
でも、やはりタイマーは別に用意しておいたほうが、集中力をアップさせるという意味で、いいです。
また、タイマー自体、それほど高価なものでもないので、もし気になる方は、ひとつ試しに購入しておくことをオススメします。
■プロが教えるタイマー選びの5つのポイント
勉強で集中力をつけるためにタイマーを購入する上でのポイントは次の通り。
- 大きな文字であること
- ボタンが少なく操作が簡単であること
- 自立するもの
- デジタル式のもの
- 乾電池式のもの
まず、文字は大きいほうがいいです。勉強をしているといろいろと気が散るものですが、そのときに、タイマーがカウントダウンされている様子が目に入ることで、はっと我に帰ります。「いかん、勉強に集中しなくては・・・」
とそのためには、なるべく文字が大きめのほうが、効果的です。
次に、ボタンですが、0から9までの数字のボタンがついているタイマーがありますが、あれはかえって使いにくいですし、タイマーのスペースをかなりむだにしています。分と秒とスタートストップの三つのボタンのものが、一番使いやすいですし、故障もその分少ないでしょう。
次に自立させることができるタイマーだと、好きな場所において、画面を見やすい位置に固定することができるので、便利です。
アナログ式のものは、カウントダウンしているときに、ジジジと音がするために、気が散ってしまいます。勉強で集中力をつけるためには、かならずデジタル式のものにしましょう。
タイマーは、本体を小型化するために、ボタン電池のものが多いですが、乾電池式のもののほうが、汎用性があり、いざというときに便利です。
以上の条件を満たすようなものだと、以下のものがあります。