携帯ルーターは普段使いでもOK、パソコン無しでもネット接続
今や、電話以上にインターネットの方が大切だなんて人も多いのではないでしょうか？
極端な話、電話がなくても、インターネットを通じて、電話通話的なことさえ出来てしまいますからね。ところが、それも、あなたが今、すでに誰かに整えてもらっているインターネット環境にいるからです。
携帯用ルーターは、どこでもインターネット環境を実現するすぐれものですが、値段が高いから、有名メーカーだから、コンパクトだから、そんな理由でモバイルルーターを選ぶと、肝心なときに全く役に立たないなんてことになりかねません。
携帯ルーターを選ぶ上で、一番大切なポイントは、より多くのインターネット接続環境に対応できるものでありつつ、かつ、コンパクトであるものを選ぶことです。
そもそも、もしあなたが一人暮らしであれば、無駄に大きい家庭用ルーターの代わりに、携帯用ルーターでも十分事足ります。
国内のみならず、海外各国で、インターネット環境を実現してきた海外旅行の達人が、旅行者や出張の多いビジネスマンが携帯ルーターを選ぶ上で、どこに着目すればいいのかを徹底解説します。
WPS付きなら接続時にパスワード設定いらず
無線LAN接続するときは、無線LANのパスワード設定って、地味にめんどくさいですよね。めんどくさいだけならまだしも、パスワードを忘れてしまったり、わからなくなってしまったら、せっかくルーターがあっても、無線LANにつなげることができなくなってしまいます。
そこで活躍するのが、WPS（Wi-Fi Protected Setup）機能がついたルーターです。
これは、無線LAN接続時に、WPSのボタンを押して、無線LANがアクティブになっている時に、繋げたいパソコンやスマホやゲームなどの機器で、対象の無線LANの電波を選ぶだけで、無線LANに接続できてしまうものです。
特に旅先では、あれこれと忙しく、少しでも時間を節約したいものですから、かならず、携帯ルーターを選ぶ際は、WPS機能がついたものを選びましょう。
無線だけじゃダメ！有線接続もできるものを！
最近発売されている携帯用ルーターは、本当に小さくなりました。中には人差し指ほどの小さいものまで出てきました。
これであれば持ち運びも苦になりませんし、ついつい選びたくなってしまいますよね。
自宅で使うだけであれば、これで全く構わないのですが、田舎や海外に行った時に、全く役に立たなくなる可能性があります。
というのも、意外とホテルではホテル独自のネットワークの規格を採用していたり、海外では、日本と全く違う電波を採用していたりして、無線LANの電波につなげることができたのに、インターネットのネットワークに入ることができない、なんてことが起こることがあります。
また、突如、現地のパソコンをインターネットに接続したい、なんて状況もあるかもしれません。その場合、パソコンに無線LANの電波を受信できる機能が内蔵されていない場合は、有線LANでの接続をしなければなくなります。
無線LANだけしかできない携帯ルーターは、人差し指程度の大きさですが、有線LAN接続できるものとなると、そのための接続口が増えるわけで、単純にその二倍の大きさになってしまいますが、それが、まさかの時にネットにつなげれるか、繋げれないかの境目になります。
かならず、有線LAN接続もできるものを選びましょう。
見落としがちな電源
携帯ルーターで、もう一つとても大切なポイントは、電源です。
何が何でも、絶対にUSB給電に対応しているものを選びましょう。
日本で使用する分には、あまり不便を感じることはないでしょうが、海外で使おうと思ったものの、コンセントの口が違うために、使えない！
なんてことになりかねません。
たとえ、コンセントの変換アダプターを持っていったとしても、パソコンで電源をとっているときは、無線LANが使えず、なんて事にもなりかねません。
USB給電であれば、コンセントは一つ使えば、あとはパソコンのUSBから電源をとることができます。
これらの条件をすべて満たす、万能携帯ルーターは次のようなものがあります。
金額も２０００円程度ですので、旅行や出張の多い方は、一つ持っておいて、絶対に損はないでしょう。というか、絶対に持っているべきものです。
